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夏の友達


夏の少年


最後の花火が打ち上がった時、傍らにいたはずの彼の気配はすでに消えていた。

あまりにもあっけなくて悲しみは無かったけど、

それからしばらくはただぼんやりと、彼のことが頭から離れなかった。

今でも夏の終わりの花火を見ると彼の後ろ姿を思い出す。

そして、最後の祭囃子に混じってもう一度あの声が聞こえないかと、

夜風に耳を澄ますんだ。

あの夏、唐突に僕を大冒険へ連れ出した、友の言葉をかみしめながら。

『やぁ、君、独りなら、僕と一緒に遊ぼうよ』


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2016/08/26 23:45 なんでもない日 TB (0) CM(-)

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